自己紹介

名前:河野龍太郎(かわの りゅうたろう)
   自治医科大学名誉教授
勤務:株式会社 安全推進研究所
所属:役職:代表取締役所長
   慶友整形外科病院病院長特別補佐(2019年7月から)

略歴
防衛大学校(航空要員、電気工学)卒業。航空局東京航空交通管制部で12年間、航空管制官として勤務。その管制業務中に航空機を衝突コースに誘導するというエラーを経験し、エラー防止を目的に心理学を専攻。その後、東京電力(株)技術開発本部で原子力発電プラントのヒューマンファクターの研究に従事。偶然、ある医療事故の関係者と出会い、医療が安全に関して極めて問題の多いことに驚き、医療安全の問題に本格的に取組むため、2007年に自治医科大学医学部メディカルシミュレーションセンターに勤務(センター長、医療安全学教授)。2018年3月に退職し4月から現職。また、2015年から2019年3月まで学校法人東京女子医科大学理事長特別補佐(医療安全・危機管理担当)。
一貫して航空、原子力、医療、交通、製造システムなどのリスク管理および事故におけるヒューマンファクターの問題を研究している。ヒューマンファクター工学をベースにした体系的なヒューマンエラー事象分析手法ImSAFER™や対策立案の方法を提案している。
日本心理学会、日本人間工学会、医療の質・安全学会などの会員。博士(心理学)、日本人間工学認定人間工学専門家。

著書
著書:医療におけるヒューマンエラー、医学書院、2004.
編集・著:医療安全への終わりなき挑戦、エルゼビア・ジャパン、2005.
編著:実務入門 ヒューマンエラーを防ぐ技術、日本能率協会マネジメントセンター、2006.
分担著:事故と安全の心理学 リスクとヒューマンエラー、東京大学出版、2007.
分担著:ナーシング・グラフィカEX① 医療安全、メディカ出版、2008.
著書:医療安全へのヒューマンファクターズアプローチ、日本規格協会、2010.
分担著:第5章事故事例と対策 医療、柚原直弘、稲垣敏之、古川修(編):ヒューマンエラーと機械・システム設計―事例で学ぶ事故防止策、講談社、2012.
著書:医療におけるヒューマンエラー 第2版、医学書院、2014.
分担著:行動目標7 事例要因分析から改善へ、225 – 241、医療安全実践ハンドブック、医療安全全国共同行動、2015.
著書:医療現場のヒューマンエラー対策ブック 〜人間の行動モデルをベースとしたヒューマンエラー対策シート〜、日本能率協会マネジメントセンター、2018.