ImSAFER分析Advanceコースの実施  ー前橋赤十字病院ー

2021年2月13日、前橋赤十字病院でImSAFER分析実習が行われました。
コロナ対策のために、多くの組織で集合研修が中止となり、あるいは、遠隔での実施となっていますが、前橋赤十字病院では、コロナ対策での中止も考慮されたそうですが、それでも、「医療安全は重要である」という判断から、分析実習が行われました。
私にとって久々の会場での分析実習でしたが、やはり細かな点まで指導できるとともに、院内の職種横断的なコミュニケーションの活性化にもグループワークは有効だと、改めて確信しました。
私が日ごろから、科学的視点で判断し行動することを主張していますが、この病院では、食事については「黙食」のカードが各テーブルに置かれ、病院幹部が監視のために巡回しているとのことでした。
また、今年はいつもよりもかなり広い部屋を使い(写真1)、グループワークで使用する机の数を増やし研修参加者間の距離を確保し(写真2)、また、休憩時間には窓を開け、荷物は床に置かない、マイクはかならず消毒して使うなどの細かなウィルス対策が行われました。
新型コロナウィルス対策では「正しく理解し、正しく恐れ、正しく行動」することが重要です。

写真1 広い部屋を使い、休憩時間には窓を開け、換気しての実習
写真2 参加者間の距離を広くとり、蜜を避けて実習